神々の庭

神奈川県愛川町に小さな建築事務所を立ち上げてからも、自分の好きな場所という認識に変わりはなく、なんだか仲の良い友達?
いや、それ以上に掛け替えの無い存在になっていったのでしょう。朝・夕に湖畔を散歩する気持ちよさは説明の余地はありません。
事業のこと、自分のささいな悩み、思えばいろいろなことをこの地で解消し、明日へ向かっていたのもこの頃だと思います。

scroll

scroll

神々の庭

あまり大きな声では言えませんが、箱根神社にお参りしたことで気が済むこともしばしばありました。(自分は…ですよ)
確かに会社経営者、事業主などの皆さんが、足しげく参拝しているのは度々聞いていましたし、自分の周りにもそんな話題が出たりしていました。それでもまだ、芦ノ湖で小さなリゾートホテル?は、ちっとも具体的になっていない10年前でした。

scroll

scroll

人生初めての箱根です。

箱根は広いと聞いてはいましたが、静岡県側から峠を下って見えてきた
広大な芦ノ湖に、もう大興奮!
9月の中旬、すっかり秋めいてきたさわやかな日のことです。

ホテルに訪問する前に、「箱根関所」「箱根神社」を訪れました。〝江戸時代にタイムスリップ〟がテーマの「箱根関所」は、明治2年に廃止されるまで江戸幕府の街道要所を守る警察のような役割をしたそうですが、なんと西暦646年の「大化の改新の詔」にはすでに「関塞(せきそこ)」という名称で記されているそうです。

本当に知らないことばかり…新鮮な驚きがいっぱいです。
まるで江戸の町を歩くようなちょっとしたワクワクに、今日一日がもっともっと楽しみになってきました。

うわさのパワースポット「箱根神社」に参拝

箱根神社には「箱根大神」と呼ばれる三神「ニニギノミコト」「コノハナサクヤヒメ」「ヒコホホデミノミコト」が祀られているそうです。2,400年以上の歴史を持つ箱根神社は、源頼朝公、徳川家康公などの武家大名からの篤い信仰をうけ、その後、交通の要所であったことから、庶民の旅の安全を祈る聖地となっていったそうです。
交通安全、心願成就、開運厄除、運開きに大いにご利益があることで、会社経営者、自営業の人々からは特別な場所とされてきたようです。

三社参り

三社参り

最近では、「九頭龍神社」「箱根元宮(もとつみや)」を含めた三社参りを励行される人も増えているとお聞きしました。
私がお参りした箱根神社は、湖畔からの風も涼しく、境内を歩くだけで不思議に気持ちが穏やかになる気がしました。
そして、その後オーナーさんから伺った奇跡のようなお話に、純粋に〝信じること〟の可能性や大切さを思わずにはいられませんでした。

ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの伝説

ところで、「神々の世界にもそんな話ってあるの?」と驚いた伝説があります。
ご存知の方もいるかもしれませんが、「ニニギノミコト」と「コノハナサクヤヒメノミコト」は、たった一夜限りの時を夫婦として過ごし、翌日には「ニニギノミコト」は反乱軍制圧への遠征を余儀なくされました。

その時に授かったのが、三つ子の赤ちゃん。最初に産まれた子を海幸彦、三番目の子を山幸彦と名づけました。学校で聞き覚えのある名前です。でも、戦いから戻った「ニニギノミコト」は自分の子だとは信じず、「コノハナサクヤヒメ」は夫の疑念を晴らしたのちも、決して心を開こうとはしなかったそうです。う~ん、なんだかちょっとショック…。
でも、箱根神社にはお二人揃って祀られていることだし、2,000年の時を越えてきっと仲良くされているんだと信じることにしました。なぜなら、箱根神社は「縁結び」の神として参拝客が絶える事はなく、なにより例の〝奇跡のようなお話〟は、とても偶然だなんて片付けられませんから。